范曾(はんそう)1938年–
范曾は現代中国を代表する人物画の巨匠です。
歴史上の偉人や故事(昔話)に材を取った作品を得意としており、格調高い筆致で人物の気高い内面を見事に表現する作品の数々は高く評価されています。
中国ではもちろんのこと、日本をはじめとする世界各国で高い評価を得ている画家であり、その作品はいずれも高い価値を誇ります。
現代中国における人物画の鬼才
1938年、范曾は中国江蘇省に生まれました。
学童時代から絵画や文学の才能に優れていた范曾ですが、最初に興味を抱いたのは歴史学。1955年、南開大学に入学して歴史を専攻します。
しかし、その2年後に絵画への興味がまさり、北京市中央美術学院に転入。中国画を学び、伝統的な絵画技法を学びました。
卒業後は、中国歴史博物館に勤めつつ腕を磨き、画壇でその作品が認められるようになっていきます。
また、1978年に教職に就いてからは、中央工芸美術学院、北京大学中国画法研究院などで要職を歴任し、中国画の発展に努めます。
そんな范曾は1970年代後半からは日本との関わりも深く、1979年には来日して東京と大阪で個展を開催。好評を博します。 さらに、1984年には范曾の作品を集めた「范曾美術館」がオープンしました。 その後は日本以外の各国にも積極的に訪れ、アメリカではニューヨークなどで作品展が開催されました。 以後、現在に至るまで現代中国を代表する巨匠のひとりとして精力的に創作活動を続けています。
范曾の代表作
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「老子出関」
中国春秋時代の哲学者・老子が「出関=税関を抜ける」図を描いた作品です。
牛の背にゆったり腰かけ、共の少年に手綱を引かせて行く老子。彼は長らく暮らしていた周の国で道徳が失われつつあることを悟り、国を去って隠遁することにしました。その途中、税関で出会った役人に教えを請われ、5000字に及ぶ道徳についての書を書いて与えます。 范曾はこの故事を好み、何度か画題にしています。老子の悠然とした姿と、紅顔の少年、のっそりと歩く牛……簡素ながらも力強い筆致で描かれた作品です。 -
「鍾馗神威図」
道教の神・鍾馗の姿を描いた作品です。 鍾馗は、病気を打ち払い、学業成就の霊験がある神として知られています。 范曾によるこの作品では、厳粛な表情の神がどっしりと水牛にまたがり、神威を気高くあらわすさまが迫力たっぷりに表現されています。
その他、「八仙図」「秋声賦」などが代表作として知られています。
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