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西郷孤月

西郷孤月(サイゴウコゲツ) 1873年-1912年


西郷孤月は明治期に活躍した日本画家であり美術教育者。 日本美術院の創設者の一人でもあります。


孤月(本名:西郷規(めぐる))は筑摩県の筑摩郡松本深志町(現在の長野県松本市)に旧松本藩士である西郷績の長男として誕生しました。 明治12年に東京の小学校へ入学、明治17年には独逸語学校へ、明治19年には英語学校でそれぞれの語学を孤月は学びました。何故このような多様な語学を孤月が学んだのか、その背景は明治時代の風潮の一つであったからだそうです。当時何かしらの語学を身に着けておけば生計が成り立つとといった考えがありました。 そして同年の10月に孤月は小石川餌差町の学校へ入学し、絵を習い始め、明治21年になると狩野友信(幕末から明治にかけて活躍した狩野派の日本画家)を師事し、日本画の修業を始めました。


明治22年には語学校で同じだった下村観山や横山大観らとともに東京の美術学校第一期生として画を学び始めます。口内で臨時的に出された試験で孤月は観山らと共に乙組へと編入されました。明治27年に絵画科を卒業、「俊寛鬼界ヶ島ニ決別ノ図」を卒業制作で制作し、これが宮内庁買い上げとなります。 この頃から明治期に活躍した日本画家である橋本雅邦に画の才を見出され、同校の研究科へと孤月は進みます。 観山や大観らと古画の模写をし、古典学習などにも積極的に努め、明治29年に研究科が終了するとすぐに孤月は助教授となります。同年の9月には日本絵画協会共進会に作品を次々と出品し、毎回賞を獲得していたそうです。



【西郷孤月・代表作】

  • 『四季花鳥図』
  • 『春暖』
※人気の作家ですので、偽物や工芸印刷も多数出回っております。

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