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岸竹堂絵画

岸竹堂(キシチクドウ) 1875年-1971年


岸竹堂は幕末から明治にかけて活躍した日本画家。
明治期の京都画壇を担った人物で、幸野楳嶺や森寛斎らと共に、3巨頭の中の一人として数えられていた画家でもあります。


竹堂は彦根城下にて彦根藩代官役・寺居孫二郎重信の三男として誕生しました。 数えで竹堂が11歳の頃、地元の狩野派絵師であった彦根藩の中島安泰より画の手解きを受けたそうです。
天保13年、17歳になると9代目である京狩野の狩野永岳の元に入門しますが、粉本主義であった狩野派の指導法に疑問を感じた竹堂はその翌年、狩野派を離れて四条派の流れを組んでいた岸派の岸連山を師としました。
安政元年に連山の娘と結婚し、岸家の養子へ。この頃の前後に二条城本丸の御殿や御所造営に障壁画を描いたりも行っていたそうです。
安政6年には連山の子である岸九岳がまだ幼かったため、竹堂が岸家を継ぐことになり、竹堂の歩みは順調そのものでした。この時の竹堂の画風は円山派の長沢芦雪を尊敬し、直接芦雪からは学べないものの、模範として構図などを学び、竹堂は画力を一段と飛躍させて見せました。


上手くいっていたものの幕末の混乱期には絵師としてでは生活が成り立たずに困窮を強いられ、師であった連山も他界してしまい、禁門の変で家をも焼かれ、描き溜めていた画稿や写生も消失してしまいます。
生活を立てるため、旅程を営んだり蠟燭屋や蚊帳屋を営むもどれも上手く行かなかった期間が続きました。
しかし、明治6年に千總の西村總左衛門との出会いを経て京友禅の下絵を描き、糊口を凌いだそうです。
竹堂の流れるような美しさを感じさせるデザインにより、千總の友禅はその時一世を風靡したと言われています。


【岸竹堂・代表作】

  • 『虎図』
  • 『大津唐崎図屏風』
  • 『秋景図』
  • 『龍虎図』

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