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島岡達三(しまおか・たつぞう)1919年–2007年

島岡達三は大正から平成にかけて活躍した、益子焼の陶芸家です。
「民芸陶器(縄文象嵌)」の分野において国指定の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されているほか、1999年には勲四等旭日小綬章を受章しています。 アメリカやオーストラリアなど、海外でも個展を開いており、国内外問わず精力的に活動を行いました。

達三が得意とする縄文象嵌は、組紐を使って作品に網目模様を施し、そこに異なる色の土を塗る技法です。これにより、異なる色のコントラストが映える、美しい作品を焼き上げることができます。 このような独自の技法によって生み出された作品は人気が高く、国内だけにとどまらず、海外の陶芸愛好家も魅了しています。

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縄文象嵌をきわめた益子焼の陶芸家

島岡達三は1919年10月、東京市芝区愛宕町(現在の東京都港区愛宕)に組紐師・島岡米吉の長男として生まれました。
1939年、東京工業大学窯業学科に入学したのち、同校の卒業生である濱田庄司のもとを訪れ、弟子入りします。 しかし1941年、太平洋戦争の勃発によって出兵を余儀なくされ、学びを一時断念します。

終戦後の1946年、再び濱田に弟子入りした達三は、下仕事を請け負いつつ経験を重ねていきました。
その後、栃木県窯業指導所の技師として活動したのち、1954年、益子町に自身の窯を築きます。そして濱田からのアドバイスを受け、一陶芸家として独創性のある作品を模索していくようになりました。 このとき、朝鮮李朝の伝統的な彫三島の技法から着想を得て、縄文象嵌を考案したといいます。

1960年からは本格的に縄文象嵌の研究に取り組みつつ、大阪や東京など各地で個展を開催。その後、活動範囲を海外にも広げ、国際的に知名度を上げていきました。
これらの功績が認められ、栃木県文化功労賞や日本陶磁協会賞金賞など、名誉ある賞をいくつも受賞。そして1996年、「民芸陶器(縄文象嵌)」の技法において国指定の重要無形文化財保持者に認定されました。 その後も勲四等旭日小綬章を受章するなど、輝かしい功績を残しますが、2007年、急性腎不全により帰らぬ人となりました。

略歴
1919年
東京都港区愛宕にて組紐師米吉の長男として誕生
1938年
日本民藝館に初めて訪れ、工芸に興味を持つ
1939年
東京工芸大学窯業学科に入学し轆轤の勉強を始める
1946年
濱田庄司に師事
1953年
益子に移住し、築窯する
1994年
日本陶磁協会にて金賞を受賞する
1996年
民芸陶器で国指定の重要無形文化財保持者に認定される
2007年
逝去

島岡達三の代表作

  • 「象嵌皿 十文字模様」

    外側に縄文象嵌による細かな網目模様が施され、中央に鮮やかな十文字模様が描かれた作品。 人間国宝ならではの緻密なデザイン、技法が詰まった一作です。 また、中央には益子焼を代表する茶褐色の釉薬「柿釉」が用いられており、益子焼ならではの素朴さ、温かさが感じられます。

  • 「地釉象嵌縄文茶碗」

    胴の部分をくびれさせ、紐を回しているという珍しい形状の茶碗です。 ひと手間かけた独特なフォルムが、達三ならではのデザイン性を感じさせます。 また、全体に細かく施された縄文象嵌による網目模様も見どころ。素朴なぬくもりを感じさせつつ、気品あふれる佇まいに仕上がっています。
    その他、「窯変象嵌縄文壺」「灰被縄文象嵌壺」などが代表作として知られています。

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