岡本太郎(おかもとたろう)1911年-1996年
岡本太郎は、20世紀に活躍した芸術家です。
1970年に開催された大阪万博の「太陽の塔」や、渋谷駅で飾られている「明日の神話」などで知られ、国民的アーティストの一人として数えられます。
岡本太郎の名言「芸術は爆発だ」の通り、ダイナミックな構成や強い明暗対比が特徴の独自の作風を確立。絵画だけでなく立体造形や野球球団のロゴマークなど、手がけた作品のジャンルは幅広く多彩でした。
1989年にはフランスで芸術文化勲章を受章し、国外でも高い評価を得ています。
「本職は人間」自由の芸術家
岡本太郎は1911年に神奈川県川崎市に生まれました。
小さい頃から絵に親しむと同時に、「なんのために絵を描くか」と思い悩む日々を過ごします。そんな中、18歳で親の都合から渡仏。ピカソの「水差しと果物鉢」に出会います。ピカソの型破りな発想は、岡本太郎に大きな衝撃と影響を与えました。
なんのために絵を描くかという悩みは、「ピカソを超える」という目標に変化。展覧会に応募したり、民俗学を学んだりと芸術を追求し、パリで独自の画風を確立していきます。
帰国後は、パリで制作した「傷ましき腕」を含む4点を二科展へ出品。二科賞を受賞しました。
また持ち前の破天荒さで、新聞に「絵画の石器時代は終わった」と宣言を掲載したり、芸術の本質を深掘りした本を出版するなど野心的に活動。美術界に旋風を巻き起こします。
その後1968年にはメキシコで「明日の神話」の制作を始め、1970年に開催された日本万国博覧会では、テーマ館の一部として「太陽の塔」を含む立体作品を制作。代表作を次々と発表し、国民的芸術家としての地位を固めます。
晩年にはメディアにもたびたび登場し、「芸術は爆発だ!」と叫んだCMが注目を集め、流行語大賞の語録賞を受賞。 芸術家としてだけでなく、テレビの顔としても人気を博しました。 創作意欲は年齢とともに衰えることなく、精力的に活動を続けていましたが、1996年に84歳で亡くなりました。 没後も各地で展覧会が開かれるなど、現在でも多くの人々に影響を与えています。
岡本太郎の代表作
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「太陽の塔」
1970年の大阪万博のシンボルとして建造された高さ約70メートルの巨大な建造物です。
未来・現在・過去を表す3つの顔と左右の腕が特徴的で、塔内部には「生命の樹」と呼ばれる生命の進化を表す展示物があります。 太陽の塔は、岡本太郎の代表作として人気が高く、2018年度グッドデザイン賞を受賞しました。 2020年には国の登録有形文化財に登録されるなど、太陽神や原始的な生命力を象徴する作品として評価されています。 -
「明日の神話」
1968年から1969年にかけてメキシコで制作された巨大壁画作品です。
水爆が爆発する瞬間をモチーフとして制作されており、悲劇を乗り越え未来を切り開く人間の力強さと希望を表現しています。 当初はメキシコのホテルに設置される予定でしたが、ホテルの建設が中止され、その影響で長年行方不明に。しかし2003年奇跡的にメキシコで発見され、現在は渋谷マークシティ連絡通路内に展示されています。
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