吉田美統(よしだ・みのり)1932年-

吉田美統は金箔を用いた飾り皿や、壺などを手がけている陶芸家です。花や蝶など、自然界を表現したデザインを得意としており、葉や茎などすべてのパーツに金箔を使用しています。 本体の皿や壺には石川県南部で制作される色絵磁器「九谷焼」を使用。九谷焼は青、緑、黄色、紫などの鮮やかな色味が特徴的な磁器ですが、吉田美統は中でも「萌黄色」の作品を特徴としています。

薄い金箔と分厚い金箔を使い分けて、作品に遠近感を持たせる技法は「釉裏金彩」と呼ばれています。 吉田美統はこの技法を用いて数々の名作を生み出し、2001年には人間国宝に指定されました。 吉田の作品は、金箔の裁断にも高い技術が必要とされること、制作される数に限りがあることから大変希少価値が高く、国内外に高い評価を得ています。

お客様の声

• 吉田美統 釉裏金彩切箔線文飾鉢

  出張買取｜愛知県豊川市 80代女性

  いろいろな業者に相見積もりを頼んだのですが、一通り見てもらってから日晃堂さんに売ろうと決めてました。日晃堂さんの査定員さんが一番商品を丁寧に扱ってくださったのが決め手となりました。日晃堂さんだと手袋を付け見てくれたのですが、他の業者の方は扱いが雑で…。買取額にも満足しております。ありがとうございました。

• 吉田美統 釉裏金彩芙蓉文

  出張買取｜石川県小松市 50代男性

  遺品整理のため、日晃堂さんに出張買取に来て頂きました。本当はギリギリまでうるかどうするか迷っていた物だったのですが、丁寧に説明してくださり、買取金額も自分が思った以上のものでした。さらにはこちらの話にもしっかりと耳を傾けてくれて、査定員さん人柄のよさに驚きました。利用して良かったです。