
神保琢磨(じんぼたくま)1956年–
神保琢磨は東京都出身の彫刻家です。 1本の無垢材から動植物の姿を彫り上げる「一木彫」を得意とする彫刻家で、生き生きとした自然界の姿を細密な彫刻と鮮やかな彩色で表現することで知られています。まるで今にも動き出しそうな動植物の生命感を見事に表現しており、高く評価されています。神保琢磨の作品をクローズアップした展覧会や個展も多く開催されており、高い人気を誇ります。
緻密な一木彫で自然界の生命感を表現する彫刻家
1956年、神保琢磨は東京都に生まれました。若くして父・神保豊に木彫を学び、才能を発揮。父・豊は仏師の高橋丈雲に学んだ彫刻家で、細密な仕上がりの作品を得意としていました。 その技術は琢磨、そして琢磨の兄・雅に受け継がれることになります。
神保琢磨が注目されるようになったのは1970年代の後半に入ってからのことでした。 父に学ぶかたわら、神保琢磨は太平洋美術学校の彫刻部に入学して腕を磨いていましたが、在学中の1975年に国展(国画会)で入選を果たすと、1981年まで連続入選を果たします。 さらに1983年には、創型会賞を受賞。翌年には会員、翌々年には同人となって活躍しました。
その後、1980年代以降はしばしば個展を開きつつ、父・豊や兄・雅と合同の展覧会を開くなどして注目を集めます。1996年には兄の雅に加え、木彫作家として知られる平野千里を交えた3人の作品を集めた木彫三人展を埼玉県の大宮高島屋で開催して話題を呼びました。 2000年代に入ってからも積極的に個展を開催し、多くのファンを増やしています。
神保琢磨の代表作
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「秋彩」
鮮やかに色づいた1枚の紅葉のうえに小鳥が1羽たたずみ、何かの実をくちばしに挟んで宙を見つめています。そのつぶらな瞳の輝きや、くちばしにくわえられた実の質感、また紅葉の柔らかさなどが手にとるように伝わる作品です。秋の彩りと実りの美しさを、小さな情景の中に見事に表現しています。
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「柿に蛙」
枝葉がついたままの柿の実が地面に落ちているところに、蛙が1匹。前肢で枝にしがみつき、後肢を宙に広げています。今にもそこから飛び離れそうな蛙の躍動感あふれる身のこなしや、つややかに熟れた柿の実の質感などが細密な彫刻で見事に表現されています。
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