籔内佐斗司(やぶうちさとし)1953年–
籔内佐斗司は大阪出身の彫刻家です。
東京藝術大学の大学院教授、奈良県立美術館の館長としても活躍しています。
作品の特徴は、キャラクター性が豊かな木彫の作品であること。仏教彫刻の造詣が深く、仏教や昔の説話を題材にした作品に定評があります。
独特の表情が印象的な「童子」の作品にこだわっており、数々の名作を世に送り出しています。
また2010年の「奈良平城遷都1300祈念事業」のキャラクターで、ゆるキャラとしても高い人気を誇る「せんとくん」のデザインを手がけていることでも知られています。
キャラクター性の高い作品で知られる彫刻家
1953年、籔内佐斗司は大阪府大阪市に生まれました。
大阪府の高校を卒業後に上京。東京藝術大学の美術学部彫刻科で学びます。
その後、大学院に進み、1980年に修了。以後は母校の非常勤講師を務めつつ、仏教彫刻の研究を行います。この間、奈良の「薬師寺地蔵菩薩立像」や、埼玉の「平林寺十六羅漢像」の保存・修復事業に携わりました。
そんな籔内佐斗司が、彫刻家として本格的に活動をスタートさせたのは1987年のことでした。 優れた才能を発揮して数々の作品を手がけ、1988年には早くもアメリカのニューヨークで個展「Satoshi Yabuuchi Exhibition」を開催しています。 1990年代に入ってからも、「籔内佐斗司の博物学的世界」「籔内佐斗司の世界・色心不二」といった展覧会で話題を呼び、2003年には平櫛田中賞を受賞。翌年には東京藝術大学の教授に就任します。 大学では文化財保存学の分野で教鞭をとり、2010年代に入ってからは福島県の磐梯町からの依頼を受けて「本尊丈六薬師如来坐像」の修復を手がけるなどして活躍。また2021年には奈良県立美術館の館長に就任。現在も多方面で活躍を続けています。
籔内佐斗司の代表作
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「桃太郎白刃取り」
昔話の「桃太郎」を題材にした作品です。籔内佐斗司の世界でおなじみの童子が桃太郎となり、割れた桃の中から登場してナタの刃を両手でつかむ「真剣白刃取り」のポーズをとっています。 桃太郎の独特の表情やポーズがユーモラスに表現されている作品です。
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「日曜童子」
こちらは愛知県刈谷市の刈谷市美術館に所蔵されている作品です。太陽の輝きが童子の顔になっているさまが表現されています。檜材を使った木彫作品で、あざやかな黄金色に彩色されています。 ちなみに、この作品は「七曜童子」というシリーズ作品のひとつです。刈谷市美術館には、そのほかの「月曜童子」~「土曜童子」も所蔵されています。
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