小田雪窓(おだせっそう)1901年–1966年
小田雪窓は大正・昭和の僧侶。臨済宗大徳寺派の管長を務めた高僧です。
同時に書の世界でもその名を知られる人物であり、掛軸をはじめとする品々が残されています。
禅語(禅宗の教えを詩句にまとめたもの)をあらわす書を得意としており、その質実ながらも奥行きのある幽玄な筆致は高い評価を得ています。
臨済宗の僧侶にして能書家
1901年、小田雪窓は鳥取県に生まれました。
1913年、少年の雪窓は故郷・鳥取の廣徳寺で得度して臨済宗の僧となり、修行を積みます。
そして1921年、18歳にして京都に至り、妙心寺に落ち着きます。
きわめて成績が良く、宗派の教えをよく呑み込み、悟りに至りつつあった雪窓。京都の地において実力を身に着けていきます。 1947年、師であった瑞巌老師が大徳寺の管長(代表者)に任じられ、僧堂師家となったことで、雪窓のキャリアはさらに飛躍します。 師家とは、若年の者に教えを与えることができる立場の僧を指します。しかし、当時高齢だった老師はその任に当たることが難しかったため、弟子の雪窓が「代参」という立場で師を支えることになりました。 そのような経緯もあって、やがて雪窓は僧堂師家となり、さらに1955年には臨済宗大徳寺派の管長に就任することになりました。
こうして、臨済宗の僧侶としては最高級の位についた雪窓。指導者・代表者としての立場で後進の指導にあたり、またこの頃さかんに書をあらわし、茶道具の制作なども行っています。 雪窓の書は特定の流派に根差したものではありませんが、素朴でありながらも格調高く、幽玄な雰囲気をあらわす筆致が特徴といえます。その人柄と高い得があらわれた書であるといえるでしょう。 そして1966年、僧侶・能書家として優れた手腕をあらわしていた小田雪窓は死去。65年の生涯を閉じました。
小田雪窓の代表作
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小田雪窓は生前、能書家として多数の書をあらわしています。
素朴ながらも幽玄な筆致が特徴であり、清明な雰囲気を見る人に感じさせます。掛軸のほか、茶碗に書を付けた物などが残されています。 また茶の湯の心得があった雪窓は、茶道具の制作も行っていました。この分野では、茶杓や蓋置といった品々が残されています。
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