西山翠嶂(にしやますいしょう)1879年–1958年
西山翠嶂は大正・昭和にかけて活躍した日本画家です。
人物画や風景画、動物画などさまざまな種類の作品を得意とし、また屏風絵や掛軸の絵など形態にこだわらずさまざまな作品を世に送り出しました。近代日本画の巨匠といわれる竹内栖鳳の秘蔵っ子であり、師をしのぐといわれるほどの技量を発揮しました。その作品は現在においても高い価値を誇ります。
生涯現役で活躍を続けた日本画家
1879年、西山翠嶂は京都に生まれました。
14歳にして竹内栖鳳の門下に入った翠嶂は、早くもその翌年から画家として名を知られるようになります。
1894年、京都市工芸品展に出品した「箕輪瀑布図」が褒状を得て、さらに日本美術協会展に出品した「鷹狩図」が3等賞に輝きます。
その後は内国勧業博覧会、日本青年絵画共進会、大阪私立日本絵画共進会などに立て続けに作品を発表。褒状を得たり賞を獲得したりするなど、高い評価を得ます。1900年代に入る頃には、日本画の世界に彗星の如く現れた若き天才画家として知られるようになります。 しかし翠嶂、慢心することなく京都市立美術工芸学校に入学するなどして学びを深め、卒業後は主に文展で活躍。1929年には帝国美術院の会員に推薦されました。 またこの頃には画塾を設立し、多くの弟子を育てています。
その後も戦前・戦中・戦後の時代を通して日本画家として活躍を続け、戦後は画壇の重鎮としてさまざまな職種に就きつつも絵画制作をやめることはせず、生涯現役で絵筆を握りました。 1957年、その功績をたたえて文化勲章が授与されます。 しかし翌年、京都にて死去。78年の生涯を全うしました。
西山翠嶂の代表作
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「斑鳩」
松の枝にとまっているイカルの姿が描かれた作品です。 首をすぼめて一点を見つめるイカルは、今にも鳴くか、飛び立つかと思われます。そんな緊張感のある一瞬を、翠嶂は繊細な筆致で表現しました。 この作品は現在、東京国立近代美術館に所蔵されています。
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「春霞」
六曲一双の屏風絵で、金泥のきらびやかで重厚感のある輝きを背景に、天女が舞う姿が描かれています。 天女の白い裸身と背景の金泥があざやかなコントラストをなし、また下界の緑や青をふんだんに使った情景が彩りを添えて絵画世界に奥行きを与えています。 この作品は現在、京都国立近代美術館に所蔵されています。
その他、「錦祥女」「清爽」などが代表作として知られています。
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