
中野嘉之(なかのよしゆき)1946年–

中野嘉之は、現代の日本画を代表する画家のひとりです。
伝統的な日本画の画題にこだわり、主に風景画や花鳥画を手がけています。日本国内ではもちろんのこと、海外で開催される展覧会にも積極的に出品しており、国外でも高い評価を得ています。色鮮やかな風景画は絢爛たる世界観をあらわしていますが、素朴な水墨画にも境地を開き、また象徴性の高い作品も手がけるなど、幅広く活躍しています。その作品は、いずれも高い価値を誇ります。
現代の風景画・花鳥画・水墨画の巨匠
1946年、中野嘉之は京都府京都市に生まれました。
多摩美術大学に入学して日本画を学び、在学中の1967年に新制作協会展で入選を果たしてデビュー。大学院修了後の1972年には新制作協会春季展で春季賞を受賞し、また新制作協会展で新作家賞を受賞して話題を呼びます。
以後はさまざまな展覧会に作品を発表します。 1984年には、幅広い年代の画家たちが“横のつながり”を持って連帯する「横の会」に参加。また1989年にベルギーで開催された日本画展に参加したことを皮切りに、海外で開かれる展覧会にも積極的に作品を発表しています。 21世紀に入ってからも、2001年に東京とソウルで開催された日韓現代水墨画展に参加し、個展を開催。2007年には、高島屋美術部が創設されて100年の記念すべき年に行われた「名家百画展」に参加して、作品を発表しています。 以後も現在に至るまで精力的に作品を制作し、個展などで発表しつつ今に至ります。
中野嘉之の代表作
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「秋映譜」
紅葉が舞い散る池面でのんびり水を掻く、カモの姿が描かれた作品です。繊細な絵筆で表現されたカモの姿に加え、金箔を巧みに用いて紅葉の美しさがきらめく池を表現しています。 素朴な題材ではありますが、金を隠し味のように用いた奥深い色遣いで繊細に表現されている傑作です。
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「蕭蕭」
荒涼とした景色で光が踊る、濡れたような情緒に満ちた作品です。精緻な描写で風景や花鳥の姿を描く中野嘉之は、しばしばこのような象徴性の高い作品に取り組んでいます。 感性豊かに豊かな情緒が感じられる一作であり、見る人の胸をつき、声を失わせる力を持っています。
その他、「双水竜図」などが代表作として知られています。
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