
エドガー・ドガ(Edgar Degas)1834年 – 1917年
エドガー・ドガは主に19世紀に活躍した画家です。
彫刻作品もいくつか残しており、彫刻家としての顔も持っています。画家としては、バレエをテーマにした作品が多いことで知られています。バレエダンサーたちの練習風景を描いた「バレエのレッスン」や舞台袖のダンサーたちを描いた「三人の踊り子」などは有名な作品のひとつです。そんなエドガー・ドガは、彫刻に関してもバレエダンサーをテーマにした作品を残しています。その作品は世界的に高い価値を誇ります。
19世紀を代表する画家にして彫刻家
1834年、エドガー・ドガはフランスのパリに生まれました。
若くして画家の才能を発揮し、はじめは法学部で学んでいましたが1855年には官立の美術学校であるエコール・デ・ボザールに入学。ルイ・ラモートに絵画を学び、さらに1856年にはイタリアで古典美術の研究を行っています。
学校で最新の絵画を、そしてイタリアで古典美術の技法を学んだドガは、1859年に帰国後、さまざまな作品を発表します。1865年に「中世の戦争の場面」という作品でサロンに初入選。その後は印象派展に移って、発表の場とします。
ドガの絵画は、サロンでの初入選作が「中世の戦争の場面」であったように、初期は歴史を題材にしたものが多く見られました。しかし中期に入ってからは当時の一般庶民の姿を映し出す作品を手がけるようになり、さらに1868年に発表された「ミス・フィオレの肖像」あたりからはドガの代名詞ともいわれるバレエを題材にした作品を多く手がけるようになりました。 彫刻の代表作である「14歳の小さな踊り子」もこの時期に制作されたものです。
晩年のドガは視力が低下したことで絵画の第一線からは遠ざかっていましたが、手で触りながら作ることができる彫刻は熱心に行っており、創作意欲が衰えることはありませんでした。 死後、そのアトリエからは150点以上の彫刻作品が発見され、「彫刻家エドガー・ドガ」の存在も美術の世界で注目されるようになり、現在に至っています。
エドガー・ドガの代表作
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「14歳の小さな踊り子」
エドガー・ドガが絵画の題材として最も好んだといってもいいバレエの踊り子をモチーフにした作品です。両手を後ろで組み、つんとすましたような表情を浮かべた踊り子の少女をかたどっています。 現在はブロンズ像がアメリカのメトロポリタン美術館などに所蔵されていますが、本来は蜜蝋を固めて作った本体に、布製の踊り子の衣装などを着せた作品として制作されました。 現在、美術館などで見られるのはそれをブロンズに鋳造した作品となっています。
なお、エドガー・ドガは本来、画家として知られていましたが、死後にアトリエから大量の彫刻が発見されたことを受け、あらためて彫刻家としても再評価されることになりました。 それらの作品については写真集「ドガ 彫刻」で見ることができます。
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