
立花大亀(たちばなだいき)1899年–2005年

立花大亀は臨済宗大徳寺派の僧侶。
学識高い高僧であり、大徳寺派の宗務総長を2期にわたって務めるなど、宗派の重鎮として活躍しました。また大徳寺塔頭の如意庵を復興した功績があります。
さらに書に優れ、数多くの掛軸などの作品を残しています。豪放磊落な人柄をあらわすかのような雄渾な筆遣いが特徴であり、作品はいずれも高い価値を誇ります。
そのほか茶の湯の造詣が深く『利休に帰れ』などの著書があります。
臨済宗大徳寺派の高僧にして能書家
1899年、立花大亀は大阪府に生まれました。
堺市で学業を修了し、出家したのは1921年のことでした。
堺市にある臨済宗大徳寺派の南宗寺で得度し、以後は京都の妙心寺の道場で修行を積みます。
修行を達成してからは大徳寺塔頭の徳禅寺の住職となり、以後、大徳寺派の中で実績を積み上げます。大徳寺派の宗務総長(宗教法人としての代表者)を2期務め、宗派における実力者となりました。
1957年、仏教系大学である花園大学の学長に就任。1961年まで務めました。 その後は寺のほうでも地歩を固め、1963年には大徳寺派の最高顧問に就任します。 1968年には、徳大寺511世となりました。
1973年、長らく主が不在だった大徳寺塔頭・如意庵を復興。ここに居を構えて昭和の後半を過ごしています。昭和には松下幸之助や池田勇人といった著名な実業家や政治家とも盛んに交流しています。 また1983年には、造詣が深い茶の湯の神髄を語る著書『利休に帰れ』を刊行。以後、何冊かの本を出版するなどして活動しています。 時代が平成に入ってからも充実した後半生を送り、2005年に死去。105年の長寿を全うしました。
立花大亀の代表作
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立花大亀は、臨済宗大徳寺派において宗務総長や最高顧問を務めるなどして活躍していますが、そのかたわら書に対して並々ならぬ熱意をもってのぞんでいました。 大徳寺派の僧侶たちが残した書の集大成というべき書物『大徳寺歴代墨蹟精粋』(1977年出版)を編纂するなどしています。 また、自らも盛んに書をしたため、掛軸などの作品を残しています。 立花大亀の書は、ひと筆が力強い雄渾な雰囲気を持っていることが特徴として挙げられます。 書のほかに残されている立花大亀の作品としては、茶杓などが挙げられます。
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