李鱓(りぜん)の作品買取実績や歴史をご紹介します

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李鱓
1686年 - 1762年
中国掛軸買取

李鱓(りぜん)1686年–1762年

中国掛軸

李鱓は清代中期の中国で活躍した画家であり、“揚州八怪(清代、揚州で特に活躍した8人の画家)”のひとりでもあります。 清王朝の第4代皇帝・康煕帝にその画才を高く評価され、一時は宮廷画家として仕えるものの退職。 山東省滕県知事を務めたのち、揚州南郊を拠点にして自作の書画を売って生計を立てました。 こうして画家としての地位を確立させた李鱓は、“揚州八怪”のひとりに数えられるようになり、後世に語り継がれる存在となります。

そんな彼の作品は豪快奔放で、力強い筆致で描かれたものが多く見られます。特に活動拠点を揚州に移してからはその特徴が顕著に現れており、花鳥画を中心に写意のある大胆な絵を描きました。

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揚州を拠点に活躍した“揚州八怪”のひとり

李鱓は1686年、江蘇省揚州に生まれました。
若い頃から画才に恵まれており、巷ではすでに名の知れる存在だったといいます。 その後、1711年に挙人(官僚に推挙された者)となった李鱓。第4代皇帝・康煕帝にその腕を買われ、宮廷画家・蔣廷錫に花鳥画を学んだのちに、自身も宮廷画家として仕えるようになります。 しかし、王朝内で浸透していた正統派の画風が肌に合わず、退職を決意。山東省滕県の県令(知事)を務めました。 ただ、これも3年ほどで辞任し、故郷・揚州で再び画家人生を歩み始めます。

退官後は揚州南郊に「浮漚館」を建て、そこを拠点に制作活動に勤しみました。 芸術文化が広まっていた当時の揚州ではすでに多くの画家が活躍しており、中でも特筆して優れた画家8人については“揚州八怪”と称されました。 李鱓もそのひとりに数えられるほどの地位を確立。花鳥画の分野において、清代末期の中国画壇に大きな影響を及ぼしました。

李鱓の代表作

  • 「五松図」

    繊細な筆致によって生命力あふれる松の木を描いた作品です。
    かつて秦の始皇帝が泰山を訪れた際に、雨宿りをした松の木に「五大夫」という位を授けた、という故事に着想を得て描いたといいます。 李鱓がもとより得意とした繊細な筆使い、そして後期に見られた力強い構図が見どころ。李鱓の持ち味が前面に表現された逸品です。 現在は、アメリカ合衆国オハイオ州にあるクリーブランド美術館に収蔵されています。
    その他、「城南春色図」「松藤図」などが代表作として有名です。

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