林風眠(りんふうみん)1900年–1991年
林風眠は、広東省出身の画家です。
国立北京芸術専門学校校長、北平芸術専門学校校長、中国美術家協会上海分会副主席などを歴任。従来の中国画に西洋画の様式を取り入れ、新たな作風を生み出した“現代中国画の先駆者”として知られています。
静物画や人物画、風景画、花鳥画など、生涯を通して幅広いジャンルの作品を手がけました。
作風については、前期はフランス画家のアンリ・マティス風の西洋画を描いており、晩年になると美しい色彩を特徴とする作品を多く手がけています。
また、海外芸術運動社の設立や中国美術展覧会の開催など、創作活動以外にも精力的に活動。現代中国画の発展に尽力しました。 過去には日本で展覧会を開催した経歴もあり、そのことから多くの作品が国内に現存しています。
“中欧融合”を提唱した現代中国画の巨匠
林風眠は1900年、広東省東梅県に生まれました。
祖父が石工、父が画家をしていた影響もあり、若い頃から芸術に強い関心を持ちます。
高校卒業後は同郷出身の画家である林文錚、李金髪たちとフランスに留学。パリ国立高等美術学校で油画の研究に励みました。
この留学期間中、林風眠は印象派の画家たちから強い影響を受け、次第に“中欧融合”を目指すようになります。
帰国した1925年、林文錚や同じく画家である呉大羽と海外芸術運動社を設立。中国美術展覧会を開き、教育家・蔡元培から高い評価を得ました。 その後、蔡元培に推され、国立北京芸術専門学校の校長に就任。教育家としても活動するようになり、後進の育成・指導に尽力しました。 その後も北平芸術専門学校校長や大学院芸術教育委員会主任、中国美術家協会上海分会主席などの重要な役職を歴任する傍ら、晩年まで積極的に制作活動を続けました。
林風眠の代表作
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「東方美人」
1950年代に描かれた女性の肖像画です。 中央に美しい女性像が描かれ、背景に花柄の模様を用いた、バランスのとれた構図に仕上がっています。 西洋画特有の色彩、陰影が用いられている点も特徴的で、前期の林風眠を代表する逸品です。
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「秋林」
秋の訪れによって木々が赤く染まり始めた、湖岸の林の風景を描いた作品です。 青く澄み渡る晴天の空、力強く生い茂る木々、林の中に建てられた家屋など、それぞれが鮮やかな色彩で表現されているのがポイント。 林風眠は晩年、このような重厚かつ色鮮やかな作品を多く描いています。 この作品も晩年を代表する秀作のひとつです。 そのほか、「仕女図」「苦痛」「裸女」などが代表作として知られています。
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