
早川巍一郎(はやかわぎいちろう)1905年-1978年
早川巍一郎は、大正から昭和にかけて活躍した彫刻家です。優れた彫刻作品を発表して高い評価を得ているほか、多摩美術大学の教授として後進の指導にあたるなど多方面で活動しました。作品は女性を題材にしたものが多く、特に少女の姿を表現した作品で高く評価されています。少女の可憐さと優しさ、無邪気さを優しい世界観の中で表現しているのが特徴です。そんな早川巍一郎の作品は、郷里の鳥取県倉吉市の野外彫刻などで見ることができ、現在でも高い価値を誇ります。
みずみずしく優しい世界観を表現した彫刻家
1905年、早川巍一郎は現在の鳥取県倉吉市で生まれました。
1925年に東京美術学校(現在の東京藝術大学)で彫刻を学びつつ、個人的に彫刻家・藤川勇造に師事。在学中から才能を発揮し、1925年には早くも二科展で入選。さらに1928年には同じく二科展で樗牛賞を受賞しています。
その後、新制作派協会に所属して活躍します。
新制作展では「鳩と少女」「だんらん」といった代表作をはじめ多数の作品を出品し、いずれも高い評価を得ています。
また、戦後は彫刻制作を続けつつ、教育者としても活躍しています。
1946年に多摩美術短期大学の教授に就任。その2年後には多摩美術大学の教授となって後進の育成にあたりました。1966年からは、文部省大学設置審議会専門委員も務めています。
早川巍一郎の代表作
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「鳩と少女」
鳩を両手でつかまえて立っている少女の姿を表現した作品です。少女の手の中でおとなしくしている鳩にはどことなくユーモラスな雰囲気があり、可憐な少女の表情には優しさが感じられます。 見る人の心を和ませるこの作品は現在、義一郎の郷里である鳥取県倉吉市にある倉吉博物館ピロティに設置されています。
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「だんらん」
3人の少女が輪になって手をつなぎ、楽しげに遊んでいる姿を表現した作品です。互いに手をつないで支え合っている少女たちの躍動感や親密な雰囲気が見事に伝わる作品となっています。 この作品は現在、鳥取県倉吉市の「緑の彫刻プロムナード」に設置されています。
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「洋(うみ)」
足を組んで寝そべり、リラックスした表情を浮かべている女性の姿を表現している裸婦像です。 ゆったりとしたくつろいだムードで過ごすひとときの、のんびりした感じがよく出ています。 この作品は現在、鳥取大学の湖山キャンパスに設置されています。
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