福富雪底(ふくとみせってい)1921年–2006年
福富雪底は、昭和から平成にかけて活動した僧侶であり、臨済宗大徳寺派の14代管長を務めました。
書家・文筆家としての顔も持っており、多数の掛軸や色紙、また著書があります。雪底がその名を連ねる臨済宗は茶の湯や書を奨励する宗派であり、雪底もまたその文化に従って優れた書をあらわしました。
書に優れた大徳寺派14代管長
1921年、福富雪底は新潟県に生まれました。
1930年代の初めに上京。仏門に入ったのは1935年のことで、上野の臨済宗・広徳寺に入ります。
また仏教系大学の大正大学に入学し、仏教を学びます。
しかし当時は戦争の時代。大学を卒業した1944年に士官学校に入学して陸軍少尉となります。
終戦を迎えたのは台湾。復員して再び仏教の道に入り、以後15年にわたる臨済宗の修行に従事します。1961年、広徳寺の第30代の住職に就任し、前代の和尚の名を継いで「福富」を名乗ることになりました。
こうして禅の道をきわめつつあった福富雪底。 1983年に京都にある臨済宗大徳寺派の大本山・大徳寺の第14代管長(代表者)に就任します。
その後、高僧としてその名を知られるようになった福富雪底は、同時に書家・文筆家としても積極的に活動していきます。晩年の2002年には、禅の教えをわかりやすく語る『人生、しっかり生きなされよ』を出版して話題を呼びました。
福富雪底の代表作
-
福富雪底は若い頃から仏教者として活躍するかたわら、その卓越した書の手腕を活かして数々の作品を残しています。色紙や掛軸などで、その書を見ることができます。 福富雪底の書の特徴は、力強い線。太く濃くパワフルな筆致で書いていることがポイントで、たとえば掛軸は茶室などに掛けると場の空気を引き締め、雰囲気を高める働きがあるといえます。 書の題材として選ばれているのは、仏教の経典にある言葉。禅の教えや世界観を言葉で表現した「禅語」などを書いています。
※20%UP対象商品:骨董品、美術品、食器
※査定時の買取価格に20%UPを上乗せして金額をご提示させていただきます。
※店頭買取・宅配買取は本キャンペーンの対象外となります。
※キャンペーンの併用は不可です。
買取についてのご相談・ご依頼はコチラ
丁寧に対応させていただきます。
些細なことでもお気軽にお電話ください。
骨董品・古美術品の相談をする
0120-961-491
はじめての方でも安心して
ご利用いただけます
日晃堂で骨董品・古美術品を売るのはとてもカンタンです
-
01
お問い合わせ
電話、LINE、メールで
らくらく
お申し込み。 -
02
査定
出張買取は全国どこでも。
店頭や宅配もお気軽に。 -
03
お支払い
即!その場で現金お手渡し。
※宅配買取は振込
ご都合に合わせて選べる
買取方法
他店で断られた状態不良の
お品物でも
お気軽にお問合せください
独自の販売ルートを確立している日晃堂なら、以下のようなお品物でも、しっかりと査定することが可能です。
ご売却をご検討中の古美術品・骨董品がございましたら、査定は完全無料ですので、お気軽にお問合せください。
欠け
汚れ
変形
サビ
シミ
虫食い
骨董品・食器買取における対応エリア
日本全国どこからでもご利用いただけます。