
愛新覚羅溥儀(あいしんかくらふぎ)1906年‐1967年

愛新覚羅溥儀は、中国の清時代における最後の皇帝であり、1934年からは現在の中国東北部に築かれた大日本帝国の傀儡国・満州国の皇帝となり、戦後は中国の人民政治協商会議などで要職を務めた人物です。辛亥革命や太平洋戦争に翻弄された数奇な前半生は、1987年の映画『ラストエンペラー』などで有名です。そんな溥儀は書家としての顔も持っており、現在では骨董市場で掛け軸などが高値で取引されています。
革命と戦争に翻弄されたラストエンペラー
1906年、愛新覚羅溥儀は当時の清国の順天府(首都)・北京に生まれました。
1908年に叔父の光緒帝が亡くなったことを受けて第12代皇帝に即位しますが、さらにその4年後、辛亥革命が勃発して退位を余儀なくされます。張勲復辟による復位と再びの退位(1917年)、紫禁城を追われるクーデター(1924年)などの紆余曲折を経て大日本帝国の庇護を受けるようになり、1930年代には中国東北部を占領して満州国を樹立した日本のもとで1932年に満州国執政に就任、さらに1934年には満州国の皇帝に即位します。しかし皇帝として君臨した時代は長続きせず、1945年に日本の敗戦とともに満州国は解体され、溥儀はソ連軍の捕虜となります。
終戦後は東京裁判への出廷、中国の戦犯管理所への収容を経て、1960年からは中国人民政治協商会議で要職に就き、後半生を送ることになります。しかし悠々自適の晩年を送ることはできず、やがて癌を患ったものの、当時の中国では毛沢東が采配をふるう文化大革命のさなかにあり、かつて皇帝であったという“反革命”の烙印を押された溥儀はなかなか思うように治療を受けることができず、親交があった周恩来の手引きでようやく病院に入ることができたものの、1967年に死去することになります。
愛新覚羅溥儀の作品
愛新覚羅溥儀は、その激動の生涯が注目されがちではありますが、皇帝として諸学の英才教育を受け、優れた書をあらわした書家としての顔も持っています。その作品は掛け軸として出回ることがありますが、いずれも高い価値を誇ります。日本のテレビ番組で“お宝”として漢詩を記した掛け軸が紹介された際には、鑑定士から「皇帝にしか書けない風格がある。唐時代初期の書家・虞世南の書風をしっかり押さえた書になっている」と評価されています。
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