
ウジェーヌ・マリオトン(Emmanuel Villanis)1857年 – 1933年
ウジェーヌ・マリオトンは19世紀末から20世紀前半にかけて活躍したフランスの彫刻家です。
兄弟のクラウディスやジャン・アルフレッドも彫刻家で、兄弟そろって優れた作品を生み出す作家としてその名を知られています。そんな中、特にウジェーヌ・マリオトンの特徴としてはブロンズ像を得意としていたこと、ギリシャやローマの神話や叙事詩といった古典を題材にした作品を多く残したことが挙げられます。
その作品は、特にフランスをはじめとする海外では高く評価されており、オークションなどでは盛んに高値が付けられ、取引が行われています。
格調高いブロンズ作品を残した彫刻家
1857年、ウジェーヌ・マリオトンはフランスの首都パリで生まれました。
その前半生について、日本ではあまり知られていない彫刻家ゆえにあまり明らかにはなっていませんが、彫刻についてはオーギュスタン・デュモン、ガブリエル・ジュール・トーマスといった彫刻家たちに師事して学んだといわれています。
その後、技術を修得したウジェーヌ・マリオトンは彫刻家として独り立ちし、ブロンズ像を中心に多くの作品を制作しています。
またフランス芸術家協会に参加し、作品を出品するかたわら1905年には彫刻部門の審査員も務めています。生涯現役であり続け、1933年、死去する年にも精力的に活動を展開し、大いに賞賛を受けたといわれています。
ウジェーヌ・マリオトンの代表作
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「VANQUEUR」
タイトルは、フランス語で「勝者」を意味する言葉です。 左手に弓をさげた半裸の戦士らしき人物が、右手を高々と上げ、月桂樹の枝を振り上げています。 月桂樹の枝は古来、西洋では栄冠を意味するものでしたが、この作品でも主題となっている「勝者」の華々しい勝利を象徴する小道具として使われています。 ウジェーヌ・マリオトンはこの作品において、引き締まった肉体を持つ強靭な戦士が高らかと勝利宣言をしている様子を堂々と表現。シャープなフォルムと圧倒的な存在感が見る人の胸に迫ります。 この作品は現在、日本では東京都品川区のホテル「ザ・プリンス さくらタワー」で見ることができます。
その他、ウジェーヌ・マリオトンは個展を題材にした作品や寓話の一場面のようなユーモラスな人々の姿を活写した作品など、さまざまなブロンズ像を残しています。
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