エルネスト・バリアス(Ernest Barrias)1841年 – 1905年
エルネスト・バリアスは、本名ルイ・エルネスト・バリアス。大理石を使った彫刻を得意としたエルネスト・バリアスは、代表作の「科学の前にベールを脱ぐ自然」をはじめ、自然の美しさを活かしながら洗練された芸術へと昇華させる作品に定評がありました。また人体、特に女性の官能美を描くことにこだわっており、その作品は艶やかな魅力をたたえ、今も生き生きとした姿を見せています。
独特の官能美を作品に昇華させた彫刻家
1841年、エルネスト・バリアスはフランスの首都パリで生まれました。
生家は芸術家を多く輩出している家であり、父は磁器の絵付けをする画家として活躍。また兄のフェリックス・ジョセフ・バリアスは若くして著名な画家として知られていました。
父や兄が絵画の世界で活躍していたことを受け、エルネスト・バリアスも一時は画家を志してレオン・コニエに師事するなどしますが、のちに絵画から彫刻へと活躍の場を移すことになります。
1858年、17歳のエルネスト・バリアスは国立高等美術学校に入学。彫刻家として知られていたフランソワ・ジュフロワに学びました。
学校を出たあとは彫刻家としてのスタートを切り、1865年にローマ賞を受賞。芸術家の登竜門として知られたこの賞を受けたことで前途は開け、新進気鋭の彫刻家としてその名を高めました。 こうして本格的に芸術家への道を歩み出したエルネスト・バリアスは、特にアールヌーヴォーの様式を色濃く受けた作品の数々で高く評価されるようになります。 また人物、特に女性の官能美をたたえる作品を数多く制作しました。 代表作である「Nature Unveiling Herself before Science」をはじめとする作品で見られる生き生きとした姿は、多くの人に感銘を与えています。
エルネスト・バリアスのの代表作
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「Nature Unveiling Herself before Science」
日本語では「科学の前にベールを脱ぐ自然」と訳される作品です。 フランスはパリのオルセー美術館に所蔵されている作品で、独特の模様が入ったスカートをはいた女性が、上半身を覆っていたベールから顔を出しているところを表現した作品です。赤を基調とする色鮮やかなスカートの柄が印象的ですが、これはあとから彩色したわけではなく、模様の入った石を素材として使ったもの。まるで本物の布であるかのような質感を感じさせる緻密な彫刻で、見る人の度肝をぬく傑作です。
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