袁暁岑(えんぎょうしん)1915年–2008年
袁暁岑は、現代の中国絵画において「花鳥画の第一人者」とされる画家です。
花よりも鳥をモチーフにした作品を得意とし、世界的に高い評価を得ています。
特に、ありふれた鳥である「鴿(ドバト)」を魅力的に描いたことで注目され、独特の感性を持つ優れた芸術家として目されるようになった経緯があります。
没後も、「鳥を描かせたら暁岑に並ぶ者なし」と称揚されています。
その絵は、対象物を写実的に描きつつも、どこか戯画的なユーモラスな匂いを残したものとなっているのが特徴です。掛軸にして床の間に飾れば、見事な美術によって部屋に気品を添えるだけでなく、どこかほのぼのとした風情のある空間へと仕上げることができます。
そんな袁暁岑の絵画はあまりに人気が高いために贋作も多く、鑑定が難しい作家のひとりとされています。
現代中国における「花鳥画」の第一人者
1915年、中国貴州省に生まれた袁暁岑。若くして画才をあらわし、雲南省にある雲南大学に進み、卒業後はその地で画業に励みました。
その業績を認められてからは雲南省画院の院長というポストにつき、名実ともに雲南の地を代表する画家として目されるようになります。 そのほか、雲南芸術学院の教授に就任したり、中国美術家協会の理事を2期にわたって務めたりと、重要なポストを歴任します。 単なる画家としてだけでなく、公的な立場から中国美術の顕彰につとめる人物として、重要な役割を担うようになりました。
またプライベートでは、1944年に息子・熙坤が生まれました。 余談ですが熙坤は父のDNAを最良のカタチで受け継ぎ、2020年現在は中国を中心に国際的な芸術家(画家・彫刻家)として活躍しています。
そんな袁暁岑は2008年に亡くなってからも人気が衰えず、その作品は多くの人に愛され続けています。
袁暁岑の代表作
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「孔雀図」
袁暁岑は、「孔雀(クジャク)」「鴿(ドバト)」といった鳥を主題にした花鳥画を得意とし、盛んに描きました。 クジャクもドバトも色彩豊かな羽毛が特徴として挙げられますが、暁岑は正確な写生と丹念な描き込みによって、その姿を完璧に描き出しています。 また同時に、鳥たちのたたずまいはどこかユーモラスであたたかみがあり、単なる写生にはとどまらない趣きをたたえています。
孔雀や鴿の他、「鶴」も袁暁岑が得意とした題材でした。 2013年には、中国において暁岑の「鶴群図」がオークションに出品され、約295万元(日本円で約5000万円)で落札されています。
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