
劉永明(りゅうえいめい)1943年-

劉永明は、現代中国の画家です。
本国で高い人気を誇っているだけでなく日本や台湾など周辺の国々でも高く評価されており、その作品はいずれも高い価値を誇ります。大きな特徴は伝統的な中国画の画風に西洋画のエッセンスを盛り込んでいることで、「中国画と西洋画を融合させた新しい絵画を創出した」ということで評価されています。また人の琴線に触れる抒情性が豊かな美しい風景画を多く手がけていることから、「大地の詩人」という異名も持っています。
中国画と西洋画を融合させ、“大地の詩人”と呼ばれる現代中国の画家
1943年、劉永明は中国の北京で生まれました。
1968年に中央美術学院を卒業。また1980年には同学院の大学院を卒業し、同学院で教鞭をとります。画家として本格的にデビューを果たしたのは1984年のことで、この年、北京で個展を開催。さらに1988年には香港で「劉永明画展」を開催し、『劉永明画集』を出版していずれも好評を博します。1990年代に入ってからは海外進出を果たし、1991年には日本の東京都、長野県などをめぐる巡回展を開催します。翌年にも日本で個展を開き、その後は日本だけでなくマレーシア、シンガポール、さらにニューヨークやサンフランシスコなど世界各国で個展を開催します。2000年代に入ってからも海外で積極的に作品を発表し、日本や台湾、その他の国々で傑作の数々を発表しています。
劉永明の代表作
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「夕陽紅」
文字通り沈みゆく夕陽の紅色を繊細にとらえた作品になっています。葉の枯れ落ちた冬の林が淡い色調や描線で描かれている一方、彼方で落ちていく夕陽はくっきりと描かれ、存在感を発揮しています。また道の奥にはロバを連れているらしい人の姿が小さく描き込まれています。どこか寂寞としたもの悲しさを感じさせつつも、ひとり道を遠ざかっていく人の背中にわずかながらあたたかい光を差しかける、画家の詩人のような心が迫ってくる傑作といえます。
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「霧靈疊翠」
タイトルは「霧がかったエメラルド色の情景」という意味でしょうか、まさしく文字通り美しいエメラルド色が目を引く、霧のかかった山々の風景を描いた作品となっています。情感たっぷりの詩的なムードは、まさしく劉永明ならではのものといえるでしょう。前景の霧がくっきりと表現され、山肌が深いエメラルド色で表現されているのに対して、後景の山々や雲は意図的に淡い色調で描かれ、遠近感がさりげなく表現されています。悠然とした画風は伝統的な中国画ならではのムードですが、構図や技法には西洋絵画の影響もしっかり感じさせる作品になっています。
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