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文政二分判金

江戸時代で初めて鋳造された二分判金が「文政二分判金」です。文政元年から鋳造され始め、天保3年までに2種類の文政二分判金が発行されました。

この記事では、文政二分判金の特徴や見分け方、古銭買取での価値などについて詳しく解説します。高く売却するポイントもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

文政二分判金とは?

文政二分判金は、文政元年〜天保3年(1818年〜1832年)に発行された金貨です。江戸時代に使用されていた金貨で、当時は1/2両の価値で流通していました。江戸時代から明治にかけて、いくつかの二分判金が発行されていますが、最初に鋳造されたのが文政二分判金です。

そんな文政二分判金は「真文二分判金」と「草文二分判金」の2種類あり、品位や書体に違いがあります。文政二分判金の種類についてそれぞれ詳しくご紹介します。

真文二分判金の特徴・品位

真文二分判金は、文政元年〜文政11年までの約10年間で鋳造されていた金貨です。規定とされた量目は6.52グラムで、品位は金が56%、銀が43%となります。

表面の中央には「二分」の文字、裏面には時代を表す「文」の文字が彫られ、真書体(楷書体)なのが特徴です。

また、1828年で鋳造は終わっていますが、1835年までは利用されていたと言われています。

草文二分判金の特徴・品位

草文二分判金は、文政11年〜天保3年までの約4年間で鋳造されていた金貨です。量目は6.56グラムで、品位は金が49%、銀が51%となり、これまでよりも品位が下げられています。

真文二分判金と同様に表面に「二分」の文字が彫られていますが、裏面の「文」の文字は草書体で彫られています。

また、通用期間は1842年までで、鋳造が終わってから約10年ほどは利用されていたようです。

文政二分判金の種類の見分け方

文政二分判金(真文二分判金)
文の文字が楷書体で彫られている文政二分判金(真文二分判金)

文政二分判金の種類を見分ける方法としては、書体の違いが挙げられるでしょう。それぞれ「文」の文字が真書体(楷書体)と草書体で彫られているため、その違いから見分けることができます。

ただし、2種類の金貨を見比べなければ見分けることは難しいため、どちらか一方しか持っていない方は、古銭買取の専門業者に依頼することをおすすめします。

古銭買取の実績がある専門業者であれば見分けることができるでしょう。

古銭買取における文政二分判金の価値

古銭買取における文政二分判金の価値は高く、買取相場は数万円となります。草文二分判金は約4年間しか鋳造されていないことから、真文二分判金と比較して現存している枚数が少ないです。

そのため古銭買取では、草文二分判金の方が少し価値が高くなっています。

また、保管状態の良いものや、両面が上下逆さになっている「逆打ち」などには希少性が生じるため、買取価格にも期待できるでしょう。

文政二分判金を高く売るポイント

文政二分判金を高く売るには、大きく3つのポイントを抑えることが大切です。

1つ目のポイントは、自分で磨かないことです。売る前に磨く方は多いのですが、打印が削れることや傷ができることで査定に大きく影響するため、そのままの状態で売るようにしてください。

2つ目が、古銭買取の実績がある業者を選ぶことです。古銭の知識と買取実績のある業者を選ぶことで、適正な価格以上で買い取ってもらえます。

3つ目のポイントは、鑑定書をつけることです。価値のある古銭は贋作が多く出回っているため、鑑定書を用意して査定を受けることで買取価格が高くなりやすいです。

おわりに

文政二分判金は、文政元年〜天保3年に発行された金貨で、真文二分判金と草文二分判金の2種類あります。それぞれの大きな違いとしては「文」の文字の書体が挙げられます。

書体の違いから見分けることは可能なのですが、素人では難しいため、古銭買取の実績がある専門業者に依頼することがおすすめです。

また、文政二分判金は古銭買取で価値のある金貨で、買取相場は数万円になるため、現在お持ちの方は一度査定を受けてみてはいかがでしょうか。

私たち日晃堂では、古銭・文政二分判金を専門の査定士が丁寧に評価し、適正な査定・買取を行っています。

※記事内に掲載している買取価格は参考価格となり、買取価格を保証するものではございません。同様の作品であっても査定時の相場や作品状態などによって買取価格は変動いたします。

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古銭買取なら【日晃堂】にお任せください。慶長大判金・享保小判金・古金銀など、価値のある古銭の高価買取には自信があります。また、ゾロ目や連番、ミスプリントなど、プレミア品の古紙幣も買取しておりますので、古銭を売る時はお気軽に日晃堂までご相談ください。

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