元禄一分判金の買取実績
元禄一分判金
山口県周南市にお住いのお客様から出張買取にて元禄一分判金他をお買取りさせていただきました。骨董品を大切にされていたそうで、拝見させていただいた品物もそれが伝わるほどしっかりと手入れがされた物ばかりでした。中でも元禄一分判金は美しい状態で保存されていました。この度はご利用ありがとうございました。
- 歴史
- 元禄小判と同様に、1695年10月17日(元禄8年9月10日)より通用となったのが元禄一分判金です。元禄一分判金、元禄小判、元禄二朱判を総称して元禄金あるいは元字金と呼ばれています。この時代、金は佐渡金山などから調達していたものの寛永年間を過ぎると衰退し始めてしまい、貿易などにより金銀が海外へ流出、更には人口増加による経済発展をしたため通過不足するようになります。色々な事が重なり萩原重秀は貨幣改鋳を行いました。それにより通貨発行益を幕府は得ましたが、金に対して密度の低い銀を多く含むこととなり、慶長一分判金に比べて元禄一分判金は白っぽくなり、誰の目から見ても品位が下がってしまったのは明らかでした。元禄一分判金は小判と同じ1718年1月30日(享保二年末)に通用停止となりました。
- 特徴
- 元禄小判と同様の品位、4分の1の量目で鋳造されているのが元禄一分判金です。他の一部判金と同じように長方形の短冊形に成型されており、元禄小判と同様に一分判金の表には扇枠の中に桐紋が刻まれています。一分判金の裏面には、小判なら表にある光次(花押)の極印が打たれており、右上には「元」の文字が小判同様に刻まれています。そのため、元禄一分判金は元の文字を取り、元字一分判金とも呼ばれております。
- 元禄一分判金の量目と品位
- 元禄一分判金の規定された量目は4.46グラムになります。品位は金56.41%、銀43.19%、その他が0.40%です。その他に含まれているのは主に銅や鉛になります。一分判金と同様の品位を持つ元禄小判は他に比べて品位が低く銀が多いため、青味がかった淡い黄色に呈するので金色に見せるため色揚げ作業が行われました。食塩や硝酸カリウムなどを梅酢で溶いた溶液を塗り、焙るのを繰り返すことによって表面の銀成分を消し、金濃度上げを行っていたと言われています。
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