初瀬川柳庵【松喰鶴菓子器】買取実績

作家名: 初瀬川柳庵
作品名: 松喰鶴菓子器
買取参考価格: 20,000円
ジャンル: 漆工芸
買取エリア: 新潟県柏崎市
買取種別: 出張買取

作家情報

初瀬川柳庵は、江戸時代中期より続く京都の漆芸家です。本願寺の用度品や茶道具を多く制作し、表千家十三代・即中斎と親交が深かったことで知られています。出世柳やウロコなどの蒔絵を得意とし、朱色や金箔を用いた華やかな作風が特徴です。

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この作品について

深い緑色の菓子器には、松の枝をくわえた鶴の模様が描かれています。松と鶴は、日本では古くから縁起の良いものとされており、長寿や幸福を象徴する文様として親しまれています。松喰鶴の起源は東ローマやペルシアにあるとされ、日本では平安時代に鶴へと変化しました。
こちらには、裏千家十四代・淡々斎の花押が入っています。共箱の状態が経年劣化によるダメージが見られたため、今回の買取価格となりました。

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