佐伯守美【象嵌釉彩樹木文花瓶】買取実績

作家名: 佐伯守美
作品名: 象嵌釉彩樹木文花瓶
買取参考価格: 30,000円
ジャンル: 陶磁器
買取エリア: 東京都稲城市
買取種別: 出張買取

作家情報

佐伯守美は、益子焼の陶芸家であり、彫刻家の佐伯留守夫の長男です。
日本工芸会の正会員でもある彼は、陶芸における独自の絵画的表現を確立しました。象嵌と釉彩を用いて、樹木や風景を繊細かつ美しく表現する作品を制作しています。

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この作品について

色とりどりの釉薬と象嵌技法により土で描かれた木々が美しい作品です。象嵌技法は、器の表面に溝を彫って色の違う土を埋めるもので、均一に染まった色味やデザイン性が高く評価されています。釉薬を掛け分けることで湖面風景を表現しており、まるで筆で描いた絵画かのようで見事です。
1996年に制作された花瓶は、底部に掻き銘「守」が入っています。共箱付きで、大きなダメージは見られなかったため、今回の買取価格となりました。

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