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青江派作 太刀の買取実績や歴史をご紹介します

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青江派 太刀の買取実績とお客様の声

査定士から聞いたお客様とのやりとりの一部を抜粋して記事にしております。

楽茶碗
出張買取

青江派 太刀

埼玉県春日部市 60代男性

平安末期から歴史が始まり、室町時代に衰退していったと言われる青江派の太刀を、埼玉県春日部市在住のお客様よりお買取りしました。沸が目立ち、青く澄んだ地肌はまさしく青江派の中でも古青江と呼ばれる刀の特徴です。蔵からの掘り出し物ということですこし汚れがありましたが、きちんと手入れすれば本来の輝きを取り戻すため買取価格を頑張らせていただきました。この度は日晃堂とご利用いただきありがとうございました。

ご売却頂いたお客様の声

蔵の整理を頼まれ実家に戻って整理していたところ、奥の方から出てきました。親に聞いたところ少し前に譲り受けて、取りあえず蔵にしまっていたところそのまま忘れてしまったのだとか。親も私も骨董品には頓着がないので取りあえず価値だけでも聞こうと思い査定することに。いくつか業者に見積を頼んだら名のある刀だったみたいでどこもそこそこの額に。中でも一番買取額が高かった日晃堂さんに買取をお願いしました。

青江派について
青江派の歴史
青江派は現在の岡山県倉敷市である備中国青江の日本刀刀工の一派です。青江派の歴史は平安時代の末期から始まり、鎌倉・南北朝時代に栄えました。しかし、室町時代には衰退していってしまいます。備中国は古来鉄の産地として知られており、多くの刀工が存在していました。備中鍛冶には安次を祖とする青江鍛冶と則高を祖とする妹尾鍛冶の2つに分かれていると古伝書の「元亀目利書」には書かれているそうです。青江派は平安時代の末期から南北朝時代まで数々の刀工を輩出していますが、その年代ごとによって古青江・中青江・末青江の3つに分けられています。古青江と末青江に至っては刀工の特色がはっきりとしていて、その中間の特色のものを中青江と呼んでいます。
青江派の特徴
古青江は中青江、末青江に比べて特に際立った特色のある時代の刀です。太刀の姿は腰元で大きく反っており、元から切っ先に向かうにつれて反りは浅く、幅は細くなっていきます。そして何より青江派の特徴とも呼べるのが地肌です。備前物よりも沸が目立つ澄肌、または黒肌とも呼ばれる肌は青江派独特の物です。澄肌は澄んだ青色をした地鉄の中に黒色に変って見える地斑(地肌に斑状に現れる働きの一種)が見えるものの事を指します。本阿弥光甫秘伝書にはこの特色のことを「青き地に鉄色変りて所々黒目に見ゆる」と表現しており、いかに青江派の刀が特徴的なのかがわかります。余談ですが古青江・中青江・末青江と名称がつけられていますが、これらは明治までは付けられておらず、実際にこの呼び方がされるようになったのは大正からです。
出張買取保証・20%UP

※20%UP対象商品:骨董品、美術品、食器
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