オーギュスト・モロー(Auguste Moreau)1834年 – 1917年
オーギュスト・モローは、主に19世紀のフランスで活躍した彫刻家です。父や祖母、そして2人の兄も彫刻家であり、デビュー後は兄弟3人で「モローブラザーズ」としてめざましい活躍を見せました。 特に、兄弟の中でもオーギュストの作品は一般受けするものが多く見られるという特徴があります。 当時フランスで盛んになったアール・ヌーヴォー様式を取り入れた彫刻作品を多く手がけており、現在も多くのファンが作品を愛好しています。
魅力的な小型の作品を多く手がけた彫刻家
1834年、オーギュスト・モローは、彫刻家ジャン=バティスト・モローの三男としてフランス東部の都市ディジョンで生まれました。 周囲の環境もあって若い頃から彫刻家を目指していたオーギュストは、1861年に「サロン・ド・パリ」でデビューを飾り、以後は晩年の1913年までコンスタントに多数の作品を発表しました。
また、兄のマチュランが街中に設置するモニュメントの制作を得意としたことに対し、小型の家庭用の彫刻作品を得意としました。家に飾るとその場が華やかになるような美しく緻密な装飾をほどこした作品は当時の世の中に受け入れられ、やがてオーギュストは人気の彫刻家として知られるようになります。 さらに、オーギュストが探求したアール・ヌーヴォー様式の彫刻は、時代や国境を超えて多くの彫刻家に影響を及ぼしました。
オーギュスト・モローの作品
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オーギュスト・モローは、美術館やパブリックスペースに展示される“作品”よりも、彫刻技術を活かした家庭用の小型の像などの制作を得意としました。 子どもや天使、無垢な動物や美しい植物といったものをモチーフにした作品が多く、天真爛漫で牧歌的な少年少女の像やキューピット像などを多数手がけています。 また、19世紀にフランスで興ったアール・ヌーヴォー(新しい芸術)の観点から見ると、オーギュストの作品はマチュラン、イポリットといった兄たちよりも優れているとされることがあります。 単純な写実主義にのっとって作品を作ることにとどまらず、華麗な装飾をほどこすことで寓話的でファンタジックな独自な世界観を作り上げるというアール・ヌーヴォー様式の作品を得意としました。 その作品は現在でもコレクターを中心に多くの人に愛好されており、高い価値を誇ります。
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