金重陶陽作平水指の買取実績とお客様の声

人間国宝 金重陶陽 平水指
山口県周南市にお住いのお客様宅へ出張買取にお伺いしました。蔵の中のいらないものを整理したいとのことで沢山の骨董品を拝見させていただきました。実に立派な品々が蔵の中に眠っており、中でも人間国宝の金重陶陽の水指は立派な物で、共箱覆う形で袋の中に入っていたため非常にいい状態で保存されていました。状態がいいともちろんその分高い買取価格を提示することができます。この度はご利用ありがとうございました。
ご売却頂いたお客様の声
茶道具の価値も骨董品の価値もよく分からないまま引き継いでいたものが沢山あり、家族で話し合った結果手放そうということになったので、口コミでよさげだった日晃堂さんに買取をお願いしました。蔵の整理も兼ねて頼んだのですが、当日きてくださった査定員の方は気持ちよく整理を手伝ってくださった上にとても印象がよく、安心してお任せすることができました。調べていた相場以上の買取価格で買い取ってもらえたので家族全員とても満足しています。
金重陶陽について
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金重陶陽の歴史
備前焼の陶工として初めて人間国宝に選ばれたのが岡山出身の陶芸家、金重陶陽(本名:金重勇)でした。備前焼は中世の頃から古い歴史をもっており、今日まで窯の煙を上げ続けてきました。その時代の要求に答え備前焼独特の味わいを守り、侘茶の茶人たちにはとても大切にされてきました。花入れ、水指、茶入など桃山時代では美濃焼と同様に主力とされていました。しかし、陶陽の若いころ、明治・大正・昭和初期は最も備前焼が衰えた時代でした。陶陽の焼物は振り向かれることなく、笑って放っておかれたといいます。しかしそんな状態にあった備前焼を再興させたのは金重陶陽でした。陶陽自信が優れた陶工だったのも事実ですが、育てた弟子からも次々と人間国宝たる人物を輩出し、備前焼の歴史に大きな功績を残しました。
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金重陶陽の特徴
陶陽の作品は気品の高いものでした。陶陽の父である楳楊は明治の三人の一人に数えられる細工師の一人ですが、陶陽自身も二十歳の頃にはすでに一流の細工師と呼ばれるまでにいたっていました。また、陶陽がこだわったのは土でした。とくに釉をかけることもなく、「桃山時代のような備前焼を」と土を大事にした陶陽の美しい備前焼はそれ自体が陶陽の作品の特徴でもあります。
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平水指とは
茶道をやっていないとあまり水指という茶道具には馴染みがないかもしれません。水指は茶道の点前で茶釜に水を足したり、茶筅や茶碗を洗うための水を張っておくための容器の事を指します。基本陶器が多い水指ですが、木工品や金物、最近ではガラスなど様々な種類の水指があります。平水指などは通常の水指に比べ大振りで口が大きく浅いものを指しますが、これはお客に水面が見えるように敢えて作られた物です。夏の茶会にて水指から見える水の揺らめきに涼しさを感じるための工夫の一つとして用いられます。

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