川北良造作大棗の買取実績とお客様の声

人間国宝 川北良造 大棗
長野県上田市にお住いの方より茶道具をお買取りいたしました。趣味で集めたものでもう飾らなくなった茶道具という事でしたが、ひとつひとつとてもしっかり保管されていてお品物自体はもちろん、共箱などもとてもきれいに保存されていました。買取価格を付けるにあたって共箱もきれいに保存されていることは高価買取に繋がるポイントの一つになるのでとても大切です。人間国宝に認定されている川北良造作の棗ということで中でもこちらは頑張って価格を付けさせていただきました。ご利用ありがとうございました。
知人の紹介で日晃堂さんの事を知りました。買取業者など利用したことがなかったので、どんな方がくるのか不安なところもありましたが、知人から聞いていた通りとても親切な査定員の方が来てくださいました。お若いのに骨董品全般についてよく知っている印象で安心してお任せする事ができました。今回はお願いしていた分だけ買取って頂きましたが、蔵の整理ができたらまたお願いしようかなと思います。
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川北良造の歴史
川北良造は石川県山中町の出身で木工芸家だった父、川北浩一の元に生まれ育ちました。石川県の山中町は漆器と木工挽物(木材を轆轤をつかって削り、盆や椀などを作る技法。ほぼ一定の形のものを比較的短時間でつくることができる)が昔から盛んな場所です。良造は父である浩一から物心ついた頃から技術を学び、山中に伝わる伝統的な挽物を継承しました。浩一は仕事に対しては大変厳しい人物で、良造の作品で気に入らないものがあると土間に打ち付けて壊したという話もあり、厳しい修行を経て良造は技術を得ました。また、17歳の頃には既に木工の制作を行っていたといいます。後に氷見晃堂に師事し、氷見の勧めで日本伝統工芸展に出品、その頃から良造の作品は注目を浴びていたそうです。
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川北良造の特徴
良造は主に欅、黒柿、楓、桑の材料を主に用いて盆や鉢、茶器などの制作を行っています。挽物は先述で話した通り、均一の造形を作るのに適した手法です。ですので、複雑な造形は作りにくく独創的な作品にはならないものの、良造の造る作品は非常に形がよく、柔らかさを持った曲線が美しい作品が特徴的です。氷見が創始したと言われる象嵌を施したものもありますが、これらも派手な主張は持たず、あくまでも素材を活かす装飾として施され、良造の作品に深い味わいを出しています。
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大棗について
ドラマなどでよく見られるお茶を点てるシーン。サラサラとした見た目のお茶をよく見かけると思いますが、あれは薄茶と呼ばれるもので、薄茶を入れておくための茶器が「棗」になります。棗には平棗、小棗、中棗、大棗などありますが、これらは全て形を指した言い方になります。中でも利休好みの棗はよく見る一般的な形状を指したものが多く、大棗などもそれにあたります。

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