寺井直次作 蒔絵棗の買取実績とお客様の声

人間国宝 寺井直次 蒔絵
広島県福山市のお客様より複数点茶道具をお買取りさせていただきました。大切に保管されていたとのことで、茶碗や茶杓は共箱などともにとても綺麗な状態で保管されていました。中でも寺井直次作の棗は見事なものでした。蒔絵師として人間国宝でもある寺井直次の棗自体も非常に美しく保管されており、出来る限りの買取価格をつけさせていただきました。この度は貴重なお品を買い取らせていただき、ありがとうございました。
祖母から譲り受けた茶道具を何点か見て頂きました。私は特に茶道を嗜んでいるわけではなかったのですが、茶道具に施された装飾などはとても好きでしたので大切に保管をしていました。ですが、諸事情で止むを得ず今回売ることに。買取業者など利用をしたことがなかったのですが、電話を担当して下さった方から来てくださった方までとても親切に案内や説明をしていただきスムーズに利用することができました。ありがとうございました。
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寺井直次の歴史
寺井直次は大正元年に石川県金沢市にある鍛冶屋を主とする金物屋にて四男坊として生まれました。直次が漆と出会ったのは、小学6年生の時に見た工業学校漆工科に在学していた生徒の作品でした。直次はそこから漆の仕事に関心を持ち、その道を歩み始めました。様々な漆の世界を見ていくにつれ、直次は漆芸を海外に紹介する仕事を望むようになります。当時、漆工芸は輸出の際反ったり割れてしまうという悪評がありました。直次はそういった狂いがないように、また量産にも適した素地を調べるうちに金胎素地について研究を進めるようになっていきます。次第に研究成果を上げた直次は輸出漆器の指導も務めました。戦後金沢に戻ってからは本格的に作家としての活動を行い数々の賞を得て高い評価を得ていくようになりました。
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寺井直次の特徴
直次は金胎素地による制作を軌道に乗せ、芸術性豊かな作品群を数々と生み出しました。芸術性だけでなく水指にいたっては軽くて水を漏らさないという利便性を兼ね備えた金胎素地を用いた直次の作品は他の追従を許しませんでした。もちろん水指だけでなく、直次の作品は箱や盆、棗といった数多の茶器も有名です。直次の作品の特徴は金胎を用いてる点もそうですが、やはり何といっても蒔絵にあります。中でも飛翔する鶴は美しく良く知られているものですが、春の風情咲き乱れる秋の草木、水指や箱になると大空や台地などの空間表現が見事にされています。直次が創作活動に注力するようになった後には一作一作妥協しないという凛とした心構えが伺えます。

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