角谷一圭作真形釜の買取実績とお客様の声

人間国宝 角谷一圭 真形釜
人間国宝として有名な角谷一圭の茶釜を三重県四日市市のお客様よりお買取りいたしました。角谷一圭といえば、現在工芸技術資料に保管されている堂々たる風格を示す馬ノ図真形釜なども有名です。骨董好きの伯父から譲り受けたお品という事でしたが、非常に保存状態がよく大切になさっていたことが伺えるお品物でした。共箱も綺麗に保存されており、しっかり買取額をつけさせていただきました。
ご売却頂いたお客様の声
骨董集めが趣味だった伯父から譲ってもらったものでした。しばらくは私の元でも大事に保管していたのですが、引っ越しの際茶碗ならまだしも茶釜は場所を取ってしまうため処分することに…。周りにも引き取り手がいなかったのですが、大事にしてくれる人の元へいってほしいと思い日晃堂さんに買取をお願いしました。保存の仕方をとても褒めて頂き、値段も想像以上に付けて下さって大変感謝しております。
角谷一圭について
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角谷一圭の歴史
茶の湯釜制作一筋に打ち込んできた角谷一圭(本名:辰治郎)は明治37年に鋳物の町として有名だった大阪で生まれました。元々角谷家は釜師の家系ではなく宮大工の家系でしたが、一圭の父である巳之助が明治18年頃に鋳物の魅力に惹かれ、茶釜の仕事が家業となっていきました。幼少から父である巳之助は鋳物作りの手伝いを始め、21歳の時に工芸展に出した鉄瓶が受賞し、本格的に創作活動に打ち込み始めます。昭和53年には茶の湯釜の重要無形文化財保持者に認定されました。
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角谷一圭の特徴
二代目角谷一圭の意志は現在も3代目角谷征一、4代目角谷圭二郎によって引き継がれています。人間国宝の父である一圭を師事し、腕を磨き上げた世角谷征一は受け継いだものを発展させてきました。茶釜の無地のを活かして存在感を引き出し、シンプルな線を強調した作品の数々は現代的ともいえるシャープさを持ち合わせた作風となっています。
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真形釜について
真形釜と書いて「しんなりがま」と呼びます。真形釜とは茶湯釜の最も基本的な形状の一つとされており、肩はなだらかで口は少し内側に繰り込んだ繰口をしています。胴の中央には鐶付が付いており、胴の上下の繋目に出ている羽をめぐらした羽が特徴的な釜です。この釜は厨房以外でお茶を煮出すための釜として鎌倉時代の初期に考えられたものではないかとされています。芦屋系の真形釜は切合風炉にかけていた物でしたが、侘茶の発展によって大きなものは炉釜として用いられるようになっていきました。利休の時代に炉の数法が小さくなると、羽根を落として羽落釜として使ったそうです。

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