
劉旦宅(りゅうたんたく)1931年–2011年

劉旦宅は、中国浙江省出身の画家です。
本格的に活動を始める20歳の頃から上海に移り住んでおり、上海画壇で活躍しました。
歴史上の人物をモチーフにした人物画を多く描いており、のびのびとした情緒ある作風を持ち味とします。
そんな劉旦宅はわずか10歳で個展を開催し、見事に成功を収めるという驚愕の経歴を持ちます。 ゆえに“神童”と称されるわけですが、大人になってからもその才能が衰えることはなく、数々の秀作を発表。中でも、50歳の頃に描いた「紅桜夢十二途叙」は2つの賞を受賞したほか、中国切手のデザインに採用されました。 また、『紅桜夢』というタイトルの連環画(子供向けの漫画・絵本)を描いたことでも有名です。連環画として美しい女性を描いた作品は極めて珍しく、『三国志』『西遊記』とともに3大連環画のひとつに数えられています。
類まれなる才能で上海画壇の発展に大きく貢献した名画家
劉旦宅は1931年、浙江省で生まれました。
幼い頃から絵画をこよなく愛し、多くの作品を制作。わずか10歳で個展を開くという偉業を成し遂げ、周囲から“神童”と称されました。
こうして天賦の才能を遺憾なく発揮した劉旦宅は、1951年に上海に移住。以後、上海を拠点として創作活動を続けていきます。
当初は上海市大中国図書局、上海人民美術出版社などに勤め、図書の挿絵を描く仕事をしていました。その後、上海中国画院で画師として活動します。 この間、仕事をする傍らで多くの作品を手がけており、その中のひとつである「紅桜夢十二途叙」が中国切手のデザインに採用されました。 この作品で1981年に全国切手最佳賞を受賞し、さらに1985年、中国オリンピック委員会主催の中国体育美術展覧でも栄誉賞を受賞しています。 その後、上海師範大学美術科の教授に就任し、後進への指導に尽力しました。
劉旦宅の代表作
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「紅楼夢十二途叙」
中国切手のデザインに採用された、劉旦宅の代表作です。
そもそも『紅楼夢』とは、清代に書かれた長編小説のこと。これを読みやすく絵本にしたのが、連環画としての『紅楼夢』です。本作品はそのワンシーンを描いたものであり、林黛玉や薛宝釵をはじめとする12人の主要ヒロインをモチーフにしたものです。1人1人が美しく、清潔感のあるフォルムで描かれており、詩情豊かな場面が広がっています。
そのほか、「曹雪芹生平」「九歌図」「虎溪三笑」などが代表作として有名です。
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