マン・レイ(Man Ray)1890年 – 1976年
マン・レイは、20世紀の半ばに活躍した芸術家です。絵画や写真、彫刻などさまざまなジャンルで優れた作品を発表した巨匠のひとりとして知られています。 既存の社会や価値観に対する否定・破壊・攻撃を表現するダダイズムや、シュールな世界観を表現するシュールレアリスムの作品を多く残しているのが特徴ですが、一方で有名人の素朴な姿をとらえたポートレイト写真も得意としており、多彩な顔を持つ芸術家として現在も高い人気を誇ります。
立体作品をはじめ他ジャンルで活躍した芸術家
1890年、マン・レイはアメリカのペンシルバニア州フィラデルフィアに生まれました。
少年時代から芸術、特に絵画に対する興味が深く、高校卒業後は出版社でデザイン関係の仕事をしながら絵画制作も行っていました。
そんなマン・レイの存在が表舞台に初めて登場したのは1915年のこと。初の個展を開催し、新進気鋭の画家としてその名が知られるようになります。
その後、フランスの芸術家マルセル・デュシャンらの影響を受け、ダダイズムを基調とする絵画やオブジェを制作するようになります。
また、写真技術も習得し、写真家としての活動も開始しました。
1921年、パリに移り、当時のパリで流行していたシュールレアリスム運動に共鳴。写真や絵画、オブジェのほか映画の制作にも乗り出し、さまざまなジャンルで注目作品を送り出します。 以後は、戦時中にアメリカに一時帰国したことを別としてフランスを拠点に活動。写真集の出版や個展の開催などを通じて意欲作を数多く送り出し、晩年に至るまで精力的に活動しました。
マン・レイの代表作
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「破壊されるべきオブジェ」
こちらは、既存の物を使って立体作品として完成させる「レディメイド」と呼ばれるジャンルの作品です。 市販のメトロノームの振り子に、白黒写真から切り抜いた女性の目を貼りつけて完成品としたもので、当初は「監視する人」というコンセプトで制作されましたが、マン・レイは発表する際に「破壊されるべきオブジェ」という名を与えました。それを真に受けたのか、1954年に観客によって破壊されたことがあり、のちに復元されました。復元後は「不滅のオブジェ」というタイトルに変更されています。
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「贈り物」
可愛らしいタイトルの作品ですが、実際に見ると何かしら不穏なものを感じさせます。 こちらも「破壊されるべきオブジェ」と同様レディメイドというジャンルの作品で、市販のアイロンの底に先のとがった鋲を14本、ずらりと取り付けて完成品としたものです。 また、こちらも「破壊されるべきオブジェ」と同様に不運な作品で、初めて展示された日に盗まれてしまい、オリジナルは現存していません。現在は、オリジナルを写した写真と、のちに5000個限定で制作されたレプリカによって見ることができます。
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