
会田誠(あいだまこと)1965年–

会田誠は、日本の現代美術を代表する作家のひとりです。
絵画を中心に、漫画や立体作品、映像、写真、小説などさまざまな分野で活躍しています。
「美少女」「戦争」をはじめさまざまなテーマを扱っていること、バイオレンスやエロティシズムを積極的に導入した作風を確立していることなどが特徴として挙げられます。
独特の世界観を確立する日本現代美術界の巨匠
会田誠は1965年生まれ。
新潟県で生まれ育ち、高校卒業後に上京。
美術の専門学校である代々木ゼミナール造形学校から東京藝術大学に進み、油絵を専攻。
1991年に同大学の大学院を修了し、1993年に展覧会「fo(u)r tunes part 2」でデビューします。
デビュー作として出品されたのは「巨大フジ隊員対キングギドラ」という作品で、3本の頭を持つ巨大怪獣キングギドラに襲われる巨大化した女性隊員の姿が描かれています。葛飾北斎の春画「蛸と海女」をモチーフに、エロスとバイオレンスを積極的に表現した作品は賛否両論を呼びました。 その後は、国内外のさまざまな展覧会に作品を発表したり、個展を開催したり、映画に出演したり、小説を執筆したりと精力的に活動を続け、現在に至ります。
有名な活動としては、第二次世界大戦をテーマにした連作「戦争画RETURNS」が挙げられます。 1995年から1996年にかけて制作された「美しい旗」「紐育空爆之図」「大皇乃弊迩許死米」などの5幅の屏風絵は、戦争が現在まで引きずっている大きな矛盾や問題点を見事に表現しているとして高い評価を受けています。
会田誠の代表作
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「あぜ道」
1991年の作品で、現在は愛知県の豊田市美術館に所蔵されています。 緑豊かな田園風景の中に立つ、ツインテールの少女の後ろ姿。その髪の分け目が、あぜ道につながっているという独特の構図で描かれています。 まっすぐ奥へと一本道が続いていく東山魁夷の日本画「道」をモチーフにしたパロディとされていますが、魁夷の作品がこれから歩いていく未来への希望を表しているのに対して、会田誠の「あぜ道」は少女の髪の分け目に道が接続されたことで奇妙な違和感を生み、まったく別の感想を見る者に与えます。
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「紐育空爆之図」
色とりどりのゼロ戦が編隊を組み、∞(無限大)を描きながら飛ぶ下で、空爆を受けたアメリカの都市ニューヨークが炎上している光景を表現した屏風絵です。 現代のニューヨークを第二次大戦期のゼロ戦が空爆するという世界観には、会田誠ならではの独特の眼差しを感じることができます。 なお、この作品は「戦争画RETURNS」シリーズのひとつとして1996年に制作されました。 現在は、高橋コレクションの1作として所蔵されています。
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