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1901年、梅香崎女学校(現在の梅光女学院)に入学し、大久保玉珉から絵を教わります。この在学期間中にキリスト教の洗礼を受けた玉葉は卒業後、外国人牧師から支援を受け、女子美術学校(現在の女子美術大学)に入学。

その一方でキリスト教伝道師・海老名弾正が主催する本郷教会にも属し、伝道活動にも携わります。 絵画の分野では、女子美術学校を卒業してからは寺崎広業に師事し、画力を磨きつつ、よりいっそう日本画への理解を深めていきます。 そして1909年、第7回美術研精会展で『初夏』を出品。これを皮切りに、翌年の第8回美術研精会展に『山水』、1911年の第11回巽画会展に『幼き日』、同年開催の第9回美術研精会展に『夏の夕』を次々と出品していきます。 このうち、『幼き日』が三等賞、『夏の夕』が四等賞を受賞しました。また、1912年には『鈴蟲』が第12回巽画会展で三等賞を受賞し、これを機に画壇デビューを果たしました。 その後も文部省美術展覧会(通称：文展)をはじめ、数々の展覧会に出品し続け、確かな地位と名声を獲得。1920年には女性画家による団体「月耀会」の設立に参加するものの、1922年、病により若くしてこの世を去りました。