震災切手の買取実績
震災切手
石川県小松市にお住いのお客様より震災切手全種をお買取りしました。
震災切手は1923年の関東大震災により急遽発行された切手です。発行期間が短かかったために現存数は少なく、収集家にも人気があります。9種類全ての切手をお預かりし状態も良好でしたので、しっかりと価格をつけさせていただきました。
- 震災切手とは
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1923年9月1日、関東大震災が発生し東京は大火災に見舞われました。逓信省の切手倉庫や切手の原盤が保管されていた印刷局も被害に遭い、これまでの切手の供給ができなくなり、急遽応急処置として震災切手が発行されたのです。国が管理する切手製造工場は壊滅したため、民間企業である凸版印刷や大日本印刷が製造する運びとなりました。当時裏のりを塗る機械や目うちを開ける機械が無かったため、裏のりは省略され目うちは切り取り線で代用された切手となっています。
額面は5厘から20銭まで9種類あり、8銭までの切手は「トンボ」「菊花紋章」「桜」「富士山」が、10銭と20銭の切手のみ「トンボ」「菊花紋章」「太陽」が描かれています。
関東大震災の翌年1924年4月には印刷局が復旧し、震災切手の発行は1年足らずで終了となりました。
- 買取相場
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震災切手は発行期間が短かったこともあり現存数は少なく、収集家に人気のある切手の一つです。中でも8銭以上の切手は希少価値が高く、状態が良ければ高額での買取となる傾向にあります。
査定価格には切手の状態が重要になります。もしお持ちの震災切手があれば、大切に保管することをお勧めします。また、もし買取に出すならば、経年劣化しないようお早めに検討した方が良いでしょう。ぜひ、日晃堂へお任せください。
※20%UP対象商品:骨董品、美術品、食器
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