マイセン(MEISSEN)の「サルの楽隊(ギター)」フィギュリンを買取
2017/11/16
今回買取させていただいたのは、マイセン(MEISSEN)の「サルの楽隊(ギター)」フィギュリンです。
猿の楽隊は、1753年にヨハン・ヨアヒム・ケンドラーによる創案をきっかけに、その後の七年戦争を経た1765年頃に造形家ペーター・ライニケ
と共同で生まれました。
猿の楽隊は21体という多数によって構成されるほど壮大なシリーズであり、高貴な衣装を身にまといユーモラスに奏でるその様は干渉する人も
愉快な気持ちにさせ、当時のマイセン磁器小像の傑作として高い評価をうけていました。
ヨハン・ヨアヒム・ケンドラーはこの楽しくおかしな猿を「なまけものなのに高い地位にいる人間の象徴」という反貴族・反宮廷思想を表現し、
誕生や家柄に関わりなく、理性的で自由な市民層へ自分の方向性を表現しています。
作品部分には目立った傷等も一切なく、新品といって良い程すぐれた状態でした。
日本国内のみならず、世界的にコレクターが多いこちらのシリーズは、相場より大幅にお値段アップで買取させていただきました。
日晃堂では、只今ブランド食器やアンティーク食器の買取強化を行っております。
期間中は、査定額を大幅アップしておりますので、この機会にぜひご利用ください。