マイセンのブルーオニオンをお買取しました
2015/10/05
おはようございます。
この度、日晃堂スタッフでブログを始めることとなりました。
こちらのブログでは、お客様から買取させて頂いたお品物の紹介をメインに執筆していく予定です。
どうぞ宜しくお願い致します。
一記事目は、本日お買取したマイセンの食器「ブルーオニオン」をご紹介します。
骨董品買取専門店のブログなのに、なぜ一記事目に食器についての執筆なのかとお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当店は骨董品を主に買取っておりますが、西洋のアンティーク食器の買取もお客様にご好評をいただいております。
マイセンの歴史は古く、創設は遡ることおよそ300年前。
西洋で初めて白磁の製作に成功したのがマイセンですね。
マイセンの食器の中でも歴史あるデザインのひとつが、ブルーオニオン。
ブルーオニオンをモチーフとした食器は数多くありますが、本元はもちろんマイセンです。
何故オニオンが図柄として採用されたのかというと、
東洋で縁起物だと言われていたザクロ・桃・菊・竹を食器に描きたかったから。
つまり、こちらの図柄に描かれているのは、実は玉ねぎではなくザクロなのです。
ザクロは当時西洋では認知度が低く、ザクロを知らない方々は玉ねぎだと勘違いしたようで、
それがブルーオニオンと呼ばれる所以となっております。
ブルーオニオンは絵付師のヨハン・ヘロルトがデザインの指揮をとり、1739年より発売されました。
こちらの食器はご購入後に箱に入れて自宅保管されていたお品物で、
状態も良く相場以上の価格で買取させて頂きました。
ご売却、ありがとうございました!
日晃堂では茶道具や掛軸などの骨董品はもちろん、マイセンやオールドノリタケ等のアンティーク食器も高価買取実施中。
査定はもちろん無料となっておりますので、お家に眠っている骨董品の価値が知りたいといったお問い合わせのみでも結構です。
骨董品の高価買取なら日晃堂へお任せください!